Yoshie Sings 50s 8月5日 発売です!

1955年8月5日に歌舞伎座の初舞台と共に
ビクターからレコードデビューして、
水谷良重が誕生致しました。

1995年水谷良重は消え去って、
二代目・水谷八重子が誕生致しました。

八重子になって20年が経ちました。
良重〜八重子、足して60年、、、還暦ですかしら。

良重が生まれた1950年代の曲を唄いたくなりました。
携わって下さった方々は50年代を知らない方ばかり。

フィフティーズの暖かさが、今に甦りました。

アレンジ&ピアノの安部 潤さん
プロデュースの寺島良一さん

共演して下さった、北村英治さん、旗 照夫さん
お若いリュウさん、皆さんに心からの感謝です。

VICL-64387



ATASHI

この「ATASHI]と云うアルバムは、
1978年に日本フォノグラムからリリースされた物です。

岩谷時子先生が亡くなられて、特集の番組を拝見する内に、
すぐ身近に感じていた先生の偉大さに今更、足の竦む想いでございました。

JーPOPの礎を築かれた先生の壮大な作詞、訳詞に、
改めてただただひれ伏す想いでございます。

まてよ、、、そんな先生が、越路吹雪のためでもなく、
加山雄三のためでも、ピーナッツのためでもない、
新派の私のために書いて下さったこの10曲。

宝物意外の何でもない!
埋もれさせたくない!
CDに致しました!

何故「あ・た・し」なのか、と申しますと、
新派の芝居の中の女性は「わたし」ではない「あたし」。
母・初代八重子に注意された同じ時期、
越路先輩が「私と云う歌詞はあたしと唄いなさい」と。

このアルバムは「ATASHI」すなわち「あ・た・し」なのでございます。

萩田光雄さんの素晴らしい編曲、お楽しみ下さいませ。